研究2:地場産業『淡路瓦』の関連文献(3)
南あわじの地場産業の代表と言えば「淡路瓦」。
津井、阿万地区が中心で、2010年には起源から400年を迎えました。
一方で、南あわじに住んでいても、なかなか淡路瓦の歴史や現状を見聞きする機会は多くありません。そこで、このコーナーでは、淡路瓦についての書籍や文献の紹介を通じ、淡路瓦が南あわじ市民にとって少しでも身近なものと思えるような場にしたいと思います!
今回は、ちょっと趣向を変えて「統計データ」についてです。
産業分析には欠かせない統計データ。でも、長期で変遷を追うためのデータは、なかなか存在していません。特に、瓦産業のように組合自体が時代に合わせて変化している分野は、組合の統廃合に伴いデータが失われている場合も多いです。
そんな中で、今回は、数少ない長期統計として利用可能な以下の統計データをご紹介します。
■データの特性
元資料は、財団法人兵庫県中小企業振興公社「兵庫県の地場産業 地場産業実態調査報告書」の各年版です。このデータは、兵庫県における各粘土瓦協同組合の会員事業所数の変遷を整理したもので、淡路地区では、淡路瓦工業組合、淡路いぶし瓦協同組合、阿万瓦工業協同組合、津井瓦工業協同組合、松帆瓦工業協同組合、津名瓦工業協同組合の変遷を追うことができます。ただし、1979年度及び1989年度はデータ欠損しています。
2000年までのデータは、兵庫県立図書館に所蔵されていますが、2001年以降は刊行されておらず、所管されている兵庫県工業振興課に直接問い合わせる必要があります。
■オススメポイント
瓦産業をデータから捉えるには、事業所数、生産枚数、出荷枚数、売上げ高などが基礎データになります。しかし、瓦産業は小規模事業所が多く、通常の工業統計、事業所統計が従業員数4人以上としている関係から、全容を捉えるのが難しい場合が多いです。
一方、この統計データは、組合に加盟する事業所数という捉え方をしますので、1事業所あたりの従業員数の多寡には依存しません。そのため、工業統計、事業所統計よりもきめ細かいと言えます。
ただし、それでも捉えきれない事業所や、生産枚数、出荷枚数にいたってはなかなか全容を把握できませんので、組合事務所に昔の資料の提供をお願いするのも手かも知れません。
このアイテムは閲覧専用です。コメントの投稿、投票はできません。
津井、阿万地区が中心で、2010年には起源から400年を迎えました。
一方で、南あわじに住んでいても、なかなか淡路瓦の歴史や現状を見聞きする機会は多くありません。そこで、このコーナーでは、淡路瓦についての書籍や文献の紹介を通じ、淡路瓦が南あわじ市民にとって少しでも身近なものと思えるような場にしたいと思います!
今回は、ちょっと趣向を変えて「統計データ」についてです。
産業分析には欠かせない統計データ。でも、長期で変遷を追うためのデータは、なかなか存在していません。特に、瓦産業のように組合自体が時代に合わせて変化している分野は、組合の統廃合に伴いデータが失われている場合も多いです。
そんな中で、今回は、数少ない長期統計として利用可能な以下の統計データをご紹介します。
兵庫県における粘土瓦協同組合の会員事業所数の変遷(1965年~2008年)
■データの特性
元資料は、財団法人兵庫県中小企業振興公社「兵庫県の地場産業 地場産業実態調査報告書」の各年版です。このデータは、兵庫県における各粘土瓦協同組合の会員事業所数の変遷を整理したもので、淡路地区では、淡路瓦工業組合、淡路いぶし瓦協同組合、阿万瓦工業協同組合、津井瓦工業協同組合、松帆瓦工業協同組合、津名瓦工業協同組合の変遷を追うことができます。ただし、1979年度及び1989年度はデータ欠損しています。
2000年までのデータは、兵庫県立図書館に所蔵されていますが、2001年以降は刊行されておらず、所管されている兵庫県工業振興課に直接問い合わせる必要があります。
■オススメポイント
瓦産業をデータから捉えるには、事業所数、生産枚数、出荷枚数、売上げ高などが基礎データになります。しかし、瓦産業は小規模事業所が多く、通常の工業統計、事業所統計が従業員数4人以上としている関係から、全容を捉えるのが難しい場合が多いです。
一方、この統計データは、組合に加盟する事業所数という捉え方をしますので、1事業所あたりの従業員数の多寡には依存しません。そのため、工業統計、事業所統計よりもきめ細かいと言えます。
ただし、それでも捉えきれない事業所や、生産枚数、出荷枚数にいたってはなかなか全容を把握できませんので、組合事務所に昔の資料の提供をお願いするのも手かも知れません。
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